ワーホリって、結局いくら持っていけばいいの?
ワーホリは現地で働けるので、留学より安く済むイメージがあります。でも実際は、ビザ代・航空券・保険に加えて、「これだけお金を持っています」という資金証明が国ごとに決まっていて、出発前にある程度まとまったお金が必要です。
この記事では、日本人に人気の5か国(オーストラリア・カナダ・ニュージーランド・イギリス・アイルランド)について、2026年の料金で「出発までにいくら必要か」をまとめました。為替は2026年10月27日のレートで計算しています。
結論:出発までに用意したいお金の目安
| 国 | 出発までの目安 |
|---|---|
| カナダ | 約62万円 |
| ニュージーランド | 約69万円 |
| アイルランド | 約82万円 |
| オーストラリア | 約95万円 |
| イギリス | 約123万円 |
ビザ代+航空券(往復15万円で仮置き)+海外保険(1年15万円で仮置き)+資金証明の金額、で計算しています。資金証明のお金は払って消えるものではなく、仕事が見つかるまでの生活費になるお金です。
国別:ビザ代と資金証明
| 国 | ビザ代 | 資金証明 | 年齢 | 期間 |
|---|---|---|---|---|
| オーストラリア | AU$840(約9.3万円) | AU$5,000(約55万円)+帰りの航空券 | 18〜30歳 | 1年(条件を満たせば2年目・3年目も) |
| カナダ | C$369.75(約4.2万円) | C$2,500(約28万円) | 18〜30歳 | 最長1年(日本人は2回まで) |
| ニュージーランド | 申請料無料+IVL NZ$100(約9千円) | NZ$4,200(約38万円)+帰りの航空券 | 18〜30歳 | 1年 |
| イギリス | £319(約6.7万円)+医療付加金£776/年 | £2,530(約53万円)を28日間キープ | 18〜30歳 | 最長2年 |
| アイルランド | 17,300円 | 50万円以上 | 18〜30歳 | 1年 |
各国のポイント
- オーストラリア:2026年7月1日からビザ代がAU$670→AU$840に上がりました。資金証明も5か国の中で高めです。そのぶん最低賃金が高く、仕事が見つかれば取り戻しやすい国です。
- カナダ:ビザ代と資金証明は一番安いです。ただし滞在する期間ぶんの保険に入っていないと、その期間までしか許可が出ないことがあります。また抽選制で、2026年の受付はすでに終わっています(10月19日に終了)。次は2027年の募集です。
- ニュージーランド:日本から申請すると申請料は無料で、観光税のIVL(NZ$100)だけです。
- イギリス:2年いられるのが強みですが、医療付加金(2年で£1,552=約33万円)をビザ申請時にまとめて払うので、出発前のお金は一番かかります。資金証明の£2,530は28日間続けて口座に入っている必要があります。
- アイルランド:定員が年800人と少なく、受付期間も年2回だけです。
マルタとイタリアも日本とのワーホリ協定国になりました。詳しくはこちらの記事にまとめています。
出発までに必要なお金の内訳
| 項目 | カナダ | NZ | アイルランド | オーストラリア | イギリス |
|---|---|---|---|---|---|
| ビザ代など | 約4.2万円 | 約0.9万円 | 約1.7万円 | 約9.3万円 | 約39.3万円(医療付加金込み) |
| 航空券(往復) | 約15万円 | 約15万円 | 約15万円 | 約15万円 | 約15万円 |
| 海外保険(1年) | 約15万円 | 約15万円 | 約15万円 | 約15万円 | 約15万円 |
| 資金証明 | 約28万円 | 約38万円 | 50万円 | 約55万円 | 約53万円 |
| 合計 | 約62万円 | 約69万円 | 約82万円 | 約95万円 | 約123万円 |
航空券と保険は、時期や補償内容でかなり変わります。ちなみに僕のカナダ留学(10か月)では、往復の航空券が約15万円、保険が約12万円でした。
資金証明の金額だけで足りる?
正直に言うと、資金証明の金額は「最低ライン」だと思っておいた方がいいです。
各国の学生ビザで求められる生活費の基準を見ると、1か月の生活費はこれくらいです。
| 国 | 1か月の生活費の目安 |
|---|---|
| カナダ | 約22万円(C$1,954) |
| オーストラリア | 約27万円(AU$2,476) |
| ニュージーランド | 約15万円(NZ$1,667) |
| イギリス(ロンドン以外) | 約25万円(£1,203) |
| イギリス(ロンドン) | 約33万円(£1,570) |
| アイルランド | 約15万円(€833) |
たとえばカナダの資金証明C$2,500(約28万円)は、生活費の1か月ちょっと分です。仕事がすぐ見つかるとは限らないので、2〜3か月分の生活費を持っていくと気持ちに余裕が出ます。
最初の数か月を語学学校に通う人は、その学費も足してください。カナダの例は期間別の留学費用の記事で計算しています。
出発前にやっておくと楽なこと
- スマホのネットを日本で準備しておく。着いた日から地図・翻訳・家探しのアプリが使えます。
- 資金証明用の残高証明書を用意する。英文で出してもらえるか、銀行に早めに確認しておきましょう。イギリスは28日間のキープが必要です。
- 保険は「期間」と「補償内容」を確認する。カナダは滞在期間の全部をカバーしていることが大事です。
持ち物全体は持ち物リストの記事にまとめています。
国ごとの生活費をもっと詳しく比べたい人へ
留学費用シミュレーターでは、16か国・18都市の生活費を「ワーホリできる国だけ」に絞って比べられます。期間を入れると総額も出ます。
まとめ
- 出発までの目安は、カナダ約62万円、NZ約69万円、アイルランド約82万円、オーストラリア約95万円、イギリス約123万円
- 資金証明の金額は最低ライン。生活費2〜3か月分あると安心
- オーストラリアは2026年7月にビザ代が値上がり
- カナダの2026年の受付は終了。次は2027年
- イギリスは医療付加金を最初にまとめて払うので、出発前のお金が一番かかる
出典
- Australian Migration Lawyers:2026年7月1日からのビザ料金
- Moving2Canada:Working holiday visa in Canada
- CIC News:IECの国別年齢・参加回数
- GOV.UK:Youth Mobility Scheme visa
- 留学サイト:各国のワーキングホリデービザ比較(2026年)
- 留学サイト:ニュージーランドのワーキングホリデービザ
※料金は2026年10月時点で調べたものです。ビザの条件や料金は変わることがあるので、申請前に必ず各国政府の公式サイトで確認してください。


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